診療案内

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脳神経外科

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もの忘れ外来

「最近、物の名前が思い出せない」「同じ話を何度もしてしまう」といったもの忘れは、年齢を重ねれば誰にでも起こり得るものです。しかし、それは認知症の初期症状である可能性も考えられます。認知症は、ただ物事を忘れるだけでなく、日常生活に支障をきたす様々な症状が現れる病気です。早期に発見し、適切な対策を行うことで、進行を緩やかにすることが期待できます。

認知症が疑われるもの忘れの特徴

単なる加齢によるもの忘れと、認知症が疑われるもの忘れには、明確な違いがあります。以下のような症状がみられる場合は、一度ご相談ください。

  • 経験の一部ではなく、経験したこと全体を忘れてしまう
  • 物事の段取りや計画を立てることが難しくなる
  • 時間や場所の感覚が不確かになる
  • 物の置き忘れやしまい忘れが目立ち、誰かが盗んだと思い込む
  • 会話の中で、言葉や物の名前がすぐに出てこない

専門医による正確な診断

認知症の診断は、ご本人やご家族からの詳しい問診が非常に重要です。当院では、認知機能テストや血液検査を行い、もの忘れの原因がどこにあるのかを詳しく調べます。甲状腺機能低下症や慢性硬膜下血腫など、早期に治療すれば改善する可能性のある病気が原因の場合もあります。正確な診断のためには、提携医療機関での画像検査をご案内する場合もございます。

早めの相談が未来を変えます

認知症は進行性の病気ですが、早期に発見し、適切な治療や生活習慣の改善、ご家族のサポート体制を整えることで、その後の生活の質を大きく向上させることができます。少しでも「もの忘れが気になる」と感じた方は、まずは勇気を出して当院にご相談ください。

外来診療時間
内科脳神経外科
9:00~12:30
15:00~19:00
消化器科
第1、2、4土曜日[午前]
循環器科
第1、3月曜日[午前]
外来受付時間[午前]9:00~12:00 [午後]15:00~18:45